-第1回- そもそも"お金"ってなんなん??[お金のルーツを知ろう!編]
あなたは、"お金"を言葉で説明できますか?"お金"について知れば、見える世界が変わります。
[お金入門] -第1回- そもそもお金ってなんなん??[お金の誕生編]
みなさんこんばんは!
前回の記事に引き続き、この記事を読んでくださっている方やそうでない方も、このブログを訪れてくださってありがとうございます!
今回の記事では、そもそもお金ってなんなん??というところについて話していけたらなと考えていますので、よろしくお願いいたします!
-あなたはお金を"定義"できますか?-
突然ですが、今この記事を読んでくださっている方々は、
"お金"という存在を自分の言葉にして説明できますか??
おそらく、多くの方が少し悩まれたのではないかと思います。
実際に、このような質問を様々な人々に投げかけてきました。
多くの学生は結構悩みます。この質問。
さらには、この段階で少し黙り込んでしまう社会人の方々も多くいらっしゃいました。
つまり、これだけ多くの人が、普段から密接に関わっているはずの"お金"について深く考えたことがない、あるいは興味がない、という状況なんですね。
これって、よくよく考えたら結構"危険"なことではないでしょうか??
そこでまず、
"お金の正体"を知るには、お金の誕生した背景を辿ることが必要となってきます。
-お金はどうやって誕生したの?-
ここでは少し、お金のルーツについて考えてみたいと思います。
この辺りはよく聞く話ではあるので、
聞いたことがある、
だったり、
それくらい知ってるわ!
という方も多いかとは思いますが、少しお付き合い願います、、
-お金の先祖は"紙"ではない-
世界にまだ"お金"という概念が存在していなかった頃。
人々は漁や狩りをして、食料を確保し生活していました。
そのようにして狩を行なって生活していた人は肉をメインに。
漁をして生活していた人は魚をメインに。
勘のいい人ならもう何が言いたいか分かりましたよね。
そうです。
毎日肉オンリー。
毎日魚オンリー。
飽きるやん絶対。
って話ですよね。
-物々交換の始まり-
そのようにして、毎晩毎晩同じ食材ばかりが食卓に並ぶことに愛想を尽かした人たちは、物々交換を通じて、異なる食材を手に入れることを始めました。
そのようにして、狩をして生活をしている人と、漁をしている人との間で、
肉と魚のトレードが行われるようになりました。
これにはみなさん大歓喜です。毎晩の食卓に異なる食材が並ぶようになり、毎晩のご飯に対する楽しみが倍増したに違いがありません!
そんなある日、いつものように狩人が漁師のもとへ物々交換をしにいくと、
漁師が言いました、
"わりぃ、今日魚獲れんかったわ。"
-進化する物々交換-
狩人は困りました。
魚と肉を交換したいのに、魚が不漁で交換できないなんて。
肉は生物だし、次の漁まで待てば、腐って交換にすら使えなくなります。
そこで、困った狩人は、
いったん肉をみんなが価値を認めて、欲しがる稲に一旦交換して、後々その稲を魚と交換しよう!
このようにして、保存の効く稲穂や貝殻が、物々交換の仲介に使用されるようになっていったというわけです。
-紙幣の誕生-
そして稲・貝が物々交換の仲介をすることが当たり前となりました。
そしてその後、さらに保存が効く、なおかつ誰もがその価値を認めるもの。
そう、
金・銀・銅が次の時代の仲介役を務めることとなりました。
さらにその後、重たい金、銀、銅よりも、
持ち運びが楽で、後から金銀銅と交換できる契約書を発行すればいいじゃん!
ということで契約書が仲介役として使用されることになりました。
そして、そのような契約書の偽造などを防ぐため、国が信用している中央銀行のみがその契約書を発行できるようになりました。
それこそが、今私たちが普段使用している"紙幣"と呼ばれるものの正体となります。
-紙幣と貨幣の違い?-
普段生活していると、よく紙幣と貨幣という言葉を耳にするかと思います。
ではこの二つの違い、説明できますでしょうか??
紙幣とは一般に日本銀行が発行している"日本銀行券"を指します。
一方で貨幣とは、硬貨や日銀券をひっくるめた総称となっています。
法律なんかでは硬貨=貨幣とか定義されてたりもしますが、
一般的には上記のように認識されているかと思います。
-貨幣=お金なのか-
ここまで、お金の誕生のルーツを中心に話してきましたが、今回の記事の中で、
お金と貨幣という二つのワードが出てきました。
一般的に言えば、この二つの言葉は同義である、と捉えられがちですね。
しかし、この二つの言葉には明確な違いがある、と私自身は考えています。
今回の記事が結構長くなってしまいましたので、この話の続きはまた次回の記事で行いたいと思います。
この今回の話こそが、後々お金の正体について話す際にかなり重要となってきます!
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!
次回以降も"お金"について、みなさまに考えていただける機会を提供できればなと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!!!
ではまた!!