-第3回- お金持ちになれる人ってどんな人?[時給=自分の価値?編]
みなさんは自分の労働価値について考えたことがありますか?
この点に関して勘違いしてしまっている学生、社会人の方は多いはずです。
-第3回- お金持ちになれる人ってどんな人?[時給=自分の価値?編]
みなさんこんにちは!
初めましての方は初めまして!
学生生活の中で、"お金"についての興味・関心を様々な人に広めるため日々活動しているテッペイと申します。
前回、前々回と引き続き、"お金の正体"について考えてきました。
ぜひまだ読んでないよ、という方は読んでみていただけると嬉しいです!
そして、これまで話してきた私なりの考えを簡単にまとめたものが以下になります↓
人それぞれの考え方はあるかと思いますが、私の中での"お金"の定義はこのようになっています。
そして今回以降の記事では、実際お金持ちになれる人ってどんな人?という点に関して考えてみたいと思います!
具体的な方法(株、アルバイト、FXなど)を考える前にまず、どのような考え方や行動を持っている/行なっている人がお金を稼ぐことができるのか、みなさんは想像できますか??
それでは考えていきましょう。
- お金を稼ぐってどういうこと? -
みなさんは"お金を稼ぐこと"の本質について考えてみたことはありますか?
例えば、仕事をすれば給料としてお金がもらえる、、など。
ではなぜ、仕事をすれば給料がもらえるのでしょうか?
それは、あなたが費やした時間、行なった労働の対価として、企業側が報酬を支払い、それをあなたが受け取っている、ということになりますね。
言い換えれば、あなたの”時間”や”スキル”を企業側に売っていると解釈することもできるかもしれません。
では、実際にあなたの一時間は"いくら"で売れますか??
- あなたの1時間はいくらですか? -
例えば、月給が20万円受け取って働いている社会人がいるとします。
その社会人の時給はいくらでしょうか?
まず、平日働いて、土日は休みであるとします。
すると、週に5回8時間働いたとして、1週間でおよそ40時間働いているということになります。
1ヶ月はおよそ4週間で成り立っていますので、単純計算で月に160時間程度働いているということになりますね。
そして、160時間で20万円ですから、200,000÷160で、
時給換算すると1,250(円)ということになります。
つまり、月給20万円で働いている人の1時間あたりの値段は1250円ということになります(福利厚生や税金などの金額は今回考慮しません)。
特に都内などでアルバイトしている人であれば、
あれ、案外安くない?
と感じた人もいるかもしれません。
ですよね。私も初めてこの計算をしてみたときはそう思いました。
このような計算で、みなさんも一度自分の1時間の値段を割り出してみてください。
- あなたの"時給"は誰が決めてるの? -
みなさんはふと、時給って誰が決めているんだろうって思ったことはありませんか?
時給1000円、時給1100円、時給1200円...
色々な募集がありますが、そもそもその時給の基準って誰が決めたんでしょう...
時給が同じ1100円のお店があったとしても、業務内容が違うし、求められる仕事量も違う。それでも、1時間の値段が同じって少し納得いきませんよね。
もちろん、より多くの仕事量をこなして、キビキビ働いている人の方が企業への貢献度も高く、生み出している利益が多いということは明白ですよね。
ではなぜ、特にアルバイトにおいて、キビキビ働く人とそうでない人との1時間の値段は変わらないケースが多いのでしょうか?
- 時給=あなたの1時間の価値ではない -
よく私を含めた学生のみなさんは、時給は"自分が1時間に創造した価値の対価報酬"
と錯覚してしまいがちです。
しかし、あくまでも時給というものは、
"また次回も健康に頑張って働いてください"
という、あくまでも健康に生活を送るために、最低限度の生活賃金として払われるものなんですね。
つまり、あなたの労働価値≠時給の額面わけです。
例えばあなたの労働によって1時間につき8000円の価値が創造されるとします。
それが8時間続いたとして、その価値の総額は64,000円となりますね。
しかし、あなたの時給が1,000円だとしたら、あなたが受け取る金額は、
そのうちの8,000円のみです。
そして残りの56,000円は企業側の利益となります。
こうして資本が増殖していく、というわけです。
特に学生のみなさんに理解しておいてほしいのは、時給≠あなたの労働価値ということです。
ちょうどキリも良いので、今回はこの辺りで一旦区切りたいと思います!
ここまで読んでくださった方はありがとうございました!
次回記事では、ついにビジネスの本質やお金を稼ぐ人の特徴などについてお話しできればと思います。
では、また!!!