ゼロからはじめる -お金入門-

"あなたにとってお金とは何ですか?" 簡単なようで難しいこの質問。学生のうちから、身近なようでよく知らない"お金"について考えることの重要性について、学生である私自身が当ブログを通じて発信していきます!

-第2回- そもそも"お金"ってなんなん??[お金の正体編]

"お金"について汚いイメージを持っている方。

”お金”に関して何も知らないのでしょう。

"お金"について知れば知るほど人生は面白い方向へと進み始めます。

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[お金入門]-第2回- そもそも"お金"ってなんなん??[お金の正体編]

みなさんこんにちは!

今回も前回の記事に引き続き、

そもそもお金ってなんなん??

というところについて話していけたらなと思っています!

 

ちなみに前回の記事をまだ読んでないよ、という方はぜひ、前回記事から読んでみてくださると嬉しいです! 

money-study.hatenablog.jp

 

前回記事では、お金の誕生した経緯を辿り、どのようにして現在私たちが使っている"貨幣"というものが生まれたのか、についてを中心に考えてきました。

 

そして今回は、"お金の正体" について考えてみたいと思います。

 

 

 

 

- 歴代のお金に共通する点とは?-

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前回、私は貨幣=お金ではないと述べました。

私自身がなぜそのように考えているのかは、これまでモノとモノの仲介役として利用された"お金"と呼ばれた存在の共通点を探していくと、なんとなく分かってきます。

ではここで、これまでお金の代わりとして利用されてきたモノを簡単にまとめてみます。

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稲・貝殻

金・銀・銅

契約書

紙幣(日銀券)・貨幣(硬貨)

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大まかではありますが、このようにして現在の私たちが使うお金が誕生したわけです。

みなさんはもうお分かりかもしれませんが、これらに共通していたこととは、

その時代において、誰もがその価値を認めていること。

なんですね。

だからこそ、お金というものは時代によって、世代の入れ替わりと共に、

姿を変えることができるというわけです。

現代の社会で、稲とか貝殻をお金の代わりに使いたいとか言っても"は?"ってなるわけです。

金などであれば現代でも、その希少性から未だ多くの人からその価値が認められているのでお金の代わりにならなくはないですが、基本は貨幣に換金して使いますよね。

つまり、今の時代において、世界中の人が共通して価値があると認める唯一のものとは、国がその価値を保証している貨幣 ということになりますね。

(仮想通貨などの新しいお金も近年出てきていますが、その価値は未だ不安定であると言わざるをえないです。)

 

- 貨幣の正体とは? -

次に、お金の正体について考える前に、ちょっとだけ寄り道をして、"貨幣の正体"について少し考えてみたいと思います。

みなさんは貨幣の正体ってなんだと思いますか?

そうです、ですね。(硬貨はが主な材料となっています。)

もしも、今後人々がインターネット上の仮想通貨の価値を認めるようになれば、貨幣は徐々にその価値を失い、最終的にはただの紙切れや銅へと成り下がります。

そして、仮想通貨がその時代のお金となるわけです。

 

ここでみなさんに一度思い起こしていただきたいのですが、これまでお金と呼ばれてきたモノ(稲、貝殻、金銀銅、契約書など)の中で"貨幣"と呼ばれていたモノはあったでしょうか??

それらは間違いなく"お金"でした。

でも、果たしてそれらは"貨幣"と呼ばれていたのでしょうか?

次の時代に仮想通貨がお金と呼ばれる時代が来るのであれば、それらは"貨幣"と呼ばれるようになるのでしょうか?

何か引っかかる気がしてきませんか?

 

- お金の正体って? -

ここまでお金の誕生から、移り変わりまでと、長々と話してきました。

そして、今現在貨幣と呼ばれているモノの正体もただの紙(銅)に過ぎない、ということもハッキリしました。

そして、いよいよお金の正体というものについて考えてみたいと思います。

ここで、みなさんに一つの大事な点を改めて思い返してみてほしいのです。

お金は時代と共に姿を変えてきた。

つまりお金は、"時代とともに姿を変えてきた"わけであって、

その、"本質"というものは一切変わってないんですね。

すなわち、各時代を通して、ただ唯一”お金”について変わらなかったこと。

それは"誰もが共通してその価値を認めていること"のみでした。

貨幣はその"信頼"が失われるとただの紙や銅に成り下がってしまいます。

もう既にみなさんお分かりかとは思いますが。。

貨幣とはあくまでも、紙や銅といった ようなモノに”お金(信頼)”というパワーが憑依して、価値を持つようになったのです。

 

- 最後に -

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ここまで二つの記事に分けて"お金の正体"について話してきました。

貨幣=お金という方程式が成り立つのは今の時代だけです。

このように"お金の正体"についての理解が疎かであると、次の時代が訪れ、お金が姿を変えた時には取り残され、混乱し、時代に適応できなくなってしまいます。

そこで、特に20年後、30年後の社会を担うことになる私たちのような若い世代の人こそ、お金についての知識を得る必要があるのです。

"お金"という概念について知ることにより、考え方が豊かになります。

考え方が変わると物事に対する計画の立て方も変わります。

計画が変わると行動が変わります。

そして、行動が変わると人生が豊かになります。

つまり、"お金"について学ぶこと=自分の人生を豊かにすることと同義なのです。

もし、この記事を最後まで読んでくださった方がいるのであれば、これを機に、

少しでも"お金"について興味関心を持っていただけたら嬉しいです。

長くなりましたが、今回の記事はこの辺りで終わりたいと思います。

今一度、最後まで読んでくださった方はありがとうございます!

また次回の記事でお会いしましょう!

では、また!!!